Works

early works – 初期作品

light fairies – 光の精が笑っている

light fairies - 光の精が笑っている
light fairies - 光の精が笑っている
light fairies - 光の精が笑っている
light fairies - 光の精が笑っている


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2014
#1 – 15
光を精霊化することで、日常にあふれる祝福の感覚を表出することを試みた。写真(photograph =光+画)の根源である光。その光を追い求めていったとき、偶然出会う不思議な光のいたずらのことを、”光の精が笑っている”と呼ぶことにした。そうすると、今まで気がつかなかった光にも親しみを感じ、これまでの日常に新しい世界を見出すことができるようになった。最初期作品。“光の笑み”の概念は、以後の私の作品の根底に宿るものとなっている。

motion

motion
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2014
#1 – 9
クラゲの動きが呼び起こす不思議な感覚を表出することを試みた。水族館でぼっーとクラゲを眺めているうちにインスピレーションを得て制作した作品。毎日慌ただしく生きる僕たち。電車の時刻に追われ、仕事の締切に追われ、気がついたら夜になっている。果たして私たちのせかせかした生き方は正しいのだろうか。クラゲの自由奔放な動きを眺めているとそういう思いが湧いてきた。クラゲたちの動きに合わせ、スローでシャッターを切ってみると、彼らの残像によって神秘的な世界が描かれることを発見した。それはまるで宇宙を漂う宇宙船か隕石のようで、遥か彼方の銀河に突然心が解き放たれるような不思議な心地を得た。

mother

mother
mother
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2015
#1 – 4
オリジナル(1部限定) – limited edition of 1
神聖、無償の愛、重圧、殺気、孤独など母親という役割がもたらす複雑な感覚の表出を試みた。水戸を訪れたとき、湖で偶然出会った黒鳥(ブラックスワン)の母鳥からインスピレーションを得て制作した作品。寒さに耐え、ちょっかいを出してくる雄を追い払い、懸命に卵を守る母親。その勇敢な姿に心を打たれ、カメラを構えながらずっと見守っていた。すると、子どもを守るための緊張感やある種の殺気、愛情や誇りに思う気持ちなど複雑な心情が私の心に流れ込んできた。その感覚をなんとか視覚化できないかと挑んだ。思えば、母親という役割は、太古から脈々と受け継がれてきた神聖な使命。神仏の後光のイメージが浮かび、プリントの上に金色のアクリル絵具で着彩。筆のあとが残るようなラフな描き方で生々しい感情を表そうとした。また、ネガフィルムの枠と別のコマを大胆に描画し、母親が卵から一時も目を離せないという緊張感や躍動感を出そうと試みた。

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