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「御苗場vol.20 横浜」を終えて

御苗場vol.20 横浜

横浜・馬車道のBankART Studio NYKで行われた「御苗場vol.20 横浜」、4日間の会期が終わりました。

素敵な方々との出会いに感謝いたします。
御苗場運営のみなさま、毎回素晴らしい場をありがとうございます。
そして、休日の貴重な時間をさいて作品をご覧いただいた方、ご感想いただいた方、どうもありがとうございました!!
残念ながら今回はお会いできなかった方も、またの機会にお話しできるのを楽しみにしています。

日がな一日、多摩川

御苗場vol.20 横浜

御苗場vol.20 横浜

今回は初めて手製本を作って臨んだ展示でしたが、ブックを面白がってくださる方や、さらには欲しいと言ってくださる方も何名かいらっしゃって本当に嬉しかったです!

君の作品を見れただけでもここに来たかいがあったよと言ってくださる方までいらっしゃって‥頑張って作ってよかったーとじんときました。

また、光栄なことに、エモン・フォトギャラリーのディレクター小松整司さんに僕の作品をノミネートしていただきました。

みなさまからいただいたご感想、ご意見をもとにブックをさらにバージョンアップして販売開始に向けて進んでいこうと思います。
さらにこのテーマをシリーズとしてどう展開していこうかとワクワクしながら考えています。

御苗場vol.20 横浜

御苗場vol.20 横浜

僕が目指すところ

今回、御苗場でいろいろな方とお話ししていくうちに、僕が作品を何のために作っているのかという到達点がより明確になりました。

アートには、ネガティブなアプローチとポジティブなアプローチがあります。
社会問題を鮮明に浮き彫りにし訴える方法と、新しい視点で世界を肯定的に捉える方法、どちらが優れているわけではなく、どちらとも素晴らしいところがあると思います。

僕自身は作家として、人生はただでさえ一人ひとりいろんな問題を抱えて辛いことが多いのだけれど、まあ捨てたもんじゃないよねという希望の光をかたちにしていきたいと願っています。

誰かのほんのささいな笑顔のもとになるような作品を作っていきたい。
今を楽しみ笑い飛ばせるきっかけになるような作品を作っていきたい。
同じ生命の歓びを共感できるような作品を作っていきたい。

そういった到達点を目指して今後も制作に邁進していきます。

御苗場vol.20 横浜

余談

今回は多摩川を舞台にした作品でしたが、いつもこの辺を走っているよとか、この近くに住んでいるよとか、写っているこのビルに勤務しているよとか教えてくださる方に出会えました!

展示をやっているとこういう小さな奇跡があるんですよね。
‥なんかいいよなあ。

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