土曜日は、3月20日から3日間行われたアートフェア東京2015に行ってきた。
古美術から現代アートまでジャンル関係なしに購買できる作品が一堂に集い、何か面白い出会いがありそうだという期待感で会場が熱気を帯びていた。
みんな面白いものつくるなあ。
目の前で若手の作品が購入されていく場面に出会うこともあり、自分も負けてはいられないと刺激を受けた。
そして、川田喜久治さんとマイケル・マックさん、田中義久さん、増田玲さんが写真と写真集についての関係を語るトークショーに参加することができた。
川田さんの創作プロセスが大変興味深かった。
手元のファイルに写真をためていき日々組み替えては吟味し、大きな発見を得て名写真集を生み出してきたという。
やはり、地道に毎日自分の写真と向き合い試行錯誤することで道が開けるんだなあ。
また、マイケル・マックさんは1冊の写真集で大体12〜15ヶ月で売上目標を達成できるようにディレクションにあたると話していた。
さすがMACK。頼もしい。
会場で先行販売されていた「ラスト・コスモロジー」を手に入れた。
二十世紀最後の天体劇と昭和という時代の終焉を織り交ぜた壮大なスケールの写真集。
エネルギッシュな川田さんのサインをいただき、一層重くなった。